「フレームレート」は、1秒間の動画で見せる静止画の枚数(コマ数)です。単位は、「FPS」(frames per second)で、「コマ/秒」を表します。
アニメや実写、CGなど、表現の違いはあっても、あらゆる動画は静止画を連続的に切り替えることで動いているように見せています。1秒間に切り替える静止画の数(コマ)が多ければ多いほど滑らかで自然な動画になるのです。
フレームレートが高いほうが滑らかな動画であることは間違いありませんが、常に高いフレームレートが求められるわけではありません。フレームレートが高いということは映像の滑らかさと引き換えに、単位時間当たりのデータ量が多くなってしまうデメリットがあるからです。データ量が多くなればなるほど、リアルタイムでの通信では、よりスペックの高い通信環境と機器が求められてしまいます。
現在、一般的にWeb上の動画などで用いられるフレームレートは30fpsが主流です。30fpsあれば多くの映像が違和感なく自然に視聴できると感じるはずです。