パラレル(平行)とオポジット(連続)

パラレル(平行)とは

片面2層(8.5GB)のDVD-9にて、1層目と同様に内周側から外周側へ信号を読み出していく方式を「パラレル(平行)」と言います。

最近のDVD等では、多くが「オポジット(連続)」にして1層目と2層目の再生をスムーズにする方法が採られていますが、1層目と2層目の繋がりをスムーズにする必要のないゲームやROM等では、この方式が使われる場合があります。

オポジット(連続)とは

片面二層DVD(DVD-9)のディスクレイアウト(構造)として、オポジット・パス(レイヤーを跨いでVTSを設ける)とパラレル・パス(VTSを各レイヤー毎に設ける)の2種類があります。

パラレル・パスのレイアウト方法は、「内周から外周への書き込み」ですが、オポジット・パスの場合、「1層目は内周から外周へ書き込み、2層目は1層目の書き込みの終端部分を起点として、外周から内周へ書き込む」という方法になります。

その為、ピックアップの物理的移動なしに焦点距離の変更のみでレイヤーを切り替えられるので、結果として読み込みが速くなるといったメリットがあります。

第1層と2層の映像を連続して再生する事が重要な映像作品では、オポジット・パスでレイアウトされています。

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